施設情報

ロビーラウンジ

フロントから海が見える方向にお進みいただくと「陽だまりカウンター」があります。ここは、自宅に友人を招くときのようなおもてなしがしたいと考えて作ったスペースです。チェックインの時には、江田島で採れた季節の果実を使った自家製のお菓子や飲み物をご用意しています。

紙布

1階「宙（そら）ラウンジ」の一番大きな壁と全てのお部屋のベッドの枕側の壁に他の面が異なる壁紙を使用しています。
こちらは「紙布（しふ）」という紙の織物です。現在、日本には2社しかない紙布織物工場が江田島の津島織物製造株式会社で、130年の伝統を守っていらっしゃいます。昔はパナマ帽の素材としてアメリカにも輸出されていたとのことですが、今では湿気に強く呼吸する高級壁紙として珍重されています。

和紙作品

館内には日本を代表する和紙作家堀木エリ子氏が江田島の自然や地元の方々との会話から着想を得たアート作品が4点ございます。
宙ラウンジでは、名称の由来となる作品『宙（そら）』がお客様をお迎えします。HORIKI作品の代表的な文様「立涌（たてわく）」柄の光柱で、宇宙の良い兆しが降り注ぐという意味合いを持っています。底面には、中央に六角紫水氏（江田島出身）が手掛けたと言われるキリンビールのロゴマークを透かし柄として配し、その周囲に風水四神を表す四色の色糸を漉き込んで、遊び心のあるパワースポットとなっています。

HORIKI作品について

ミニライブラリー

1階「宙（そら）ラウンジ」には「ミニライブラリー」がございます。広島市にある「READAN DEAT（リーダンディート）」という本屋さんにお手伝いいただき、選書いたしました。江田島や広島の本、元気になる本、そんな本を取り揃えています。

広島で描く

日本初の国産万年筆を生み出した「セーラー万年筆」は、大陸文化を受け入れてきた港町、お隣の呉で創業しました。そのセーラー万年筆で発売しているインク総数120色を揃え、国内シェア8割を誇る熊野筆（安芸郡熊野町）など、お手紙や絵を描いていただける道具もご用意しました。オリジナルのはがきや栞を作ってお楽しみください。

凪なぎテラス（足湯）

宿泊棟のお庭に広がるのが「凪テラス」。足湯やサンベッド、そしてソファーもあります。海面がぴたぁ～っと止まり、全ての風景がきれいに逆さに映り込む様子が、「凪テラス」の由来です。外を見る時、ちょっと気にしてみてください。「凪テラス」には、足湯が2つ並んでいます。浜の小径への出口に座布団、虫よけ、麦わら帽子、うちわ、防寒具、タオルなどをご用意しておりますので、ご利用ください。お子さまは、必ず大人の方と一緒にご利用ください。
※ご利用時間は季節によって異なります。